
全国賃貸住宅新聞社では、毎年「入居者に人気の設備ランキング」を発表しています。
このランキングは、同社が全国の不動産管理会社数百社を対象に「この設備があれば家賃が高くても入居が決まるもの」と「この設備が無ければ入居が決まらないもの」を独自に調査・集計し、ランキング形式で発表しているものです。
結果は毎年10月~11月頃に発表されているため最新の結果は2017年のものになりますが、ここでは「この設備があれば家賃が高くても入居が決まる設備」の調査結果の過去3年分をまとめてみました。空室対策のための設備導入の際の参考になさってください。
■単身者向け
■ファミリー向け
この3年間で、単身向けは3年連続、ファミリー向けでも2年連続「インターネット無料」が1位になっています。これは、スマートフォンの普及でインターネット環境はガス・電気・水道と並ぶ「インフラ化」している一方で、利用手続きの手間と利用料という入居者にとっての2つの負担が、この結果に繋がっていると考えられます。
また、2017年の結果でランクを上げているのが「宅配ボックス」ですが、これもスマートフォンの普及に伴うネット通販利用の一般化が需要拡大の背景にあるのではないでしょうか。
さらに、「エントランスのオートロック」や「ホームセキュリティー」の防犯系設備も単身向け・ファミリー向け共に安定した需要が見て取れます。
これらの上位にランクインしている設備を導入することが、物件の価値を高め空室対策の一助になると考えられます。管理物件の状況やトレンドに応じた設備導入をご提案されてみてはいかがでしょうか。
ハトマーク支援機構の提携企業では、これらの人気設備導入をお手伝いいたします。
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